足裏に胼胝が、ハイヒールをやめてバレエシューズを履こうと思った方の注意事項

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いつもハイヒールを履いているけれど、足裏の指の付け根に胼胝ができてきた。前からあったけれど、大きくなってきたという方は、その対処のために、ヒールの低い靴を履こうとします。
そうするとバレエシューズのようなヒールのペタンコの靴を履くようにする場合が多いです。
負担を減らすという意味では間違っていないかもしれませんが、ルッチェでは少し違う方法をお勧めします。
なぜなら、普段ハイヒールを履く方が急にバレエシューズを履くようになった結果、かえって足が痛くなったといってルッチェに相談に来る方が多いからです。

私のお勧めする方法は3つです。
・8センチ以上のハイヒールを履いていた方は、5、6センチのヒールの靴を履く
・普段はスニーカーを履くようにして、1日10から15分ヒールを履いて歩く
・インソールなどによる対処(横アーチの低下など、足に変形が生じている場合)

 

方法1
いつも8センチ以上のハイヒールを履いていた方は、5から6センチくらいのヒールの靴を履く

この方法が受け入れられにくい最大の理由は、8センチ以上のヒールを履く方は、5、6センチのヒールの靴に魅力を感じないということです。
そのため、「5.6センチのヒールを買うのなら、ペタンコのかわいい靴の方が欲しい」というふうに思うようです。

そこで、なぜペタンコではなく5,6センチのヒールなのかからお話しします。
人の身体の筋肉は、鍛えた角度で筋力が付きます。
8センチ以上のヒールを履いているとその高さのヒールを履いて立って歩くために必要な筋肉が使われます。
これを、急にヒールがほとんど無い靴を履くようにしてしまうと、ハイヒールを履くための筋力が弱ってしまいます。
しばらくヒールから離れてしまうと、再度ハイヒールを履いたときに足を痛めてしまうこともあります。
5,6センチのヒールでは、やはりその角度での筋力が強くなることになるのですが、歩く上では8センチのヒールで必要な筋肉を使う可能性があります。
足のトラブルの程度にもよりますが、8センチ以上のヒールを普段履きなれた方からすると、5,6センチのヒールは低いため、負担を軽減することは可能です。

方法2
普段はスニーカーにして、毎日10分から15分はヒールを履く
スニーカーはクッション性がよく、安定感のある物を選び、足への負担を極力減らしましょう。履いていて楽であれば、ヒールが高めの物でもかまいません。しかし、ハイヒールスニーカーはだめです。そして、毎日10分から15分、いつも履いていたハイヒールの靴を履いて歩いてください。
足の改善のためにしばらくハイヒールから離れる方が良いのですが、あまり時間が空いてしまうと、ハイヒールを履くための筋力が落ちてしまいます。
かといって長時間では足にストレスになってしまいます。
近所への短時間の買い物でだけ履くようにしてください。
足裏の胼胝が減ったり、痛みが軽減してきたとき、なるべくハイヒールに戻りやすくしておきましょう。

方法3
インソールなどによる対処
今までよりも胼胝がひどくなってきたり、痛みが強くなってきた場合、足に変形が生じてきたということもあり得ます。その場合に最も効果的なのはインソールです。靴を履いて立っている間、足にアプローチできるからです。他に、テーピングや、サポーターなどがありますが、面倒くさかったり、靴が履きづらくなったりします。
足が変形すると、足の働きが悪くなります。インソールによって支えながら刺激を与えることが、足の働きの改善にはとても有効です。
この場合、靴はスニーカーが最も効果を出しやすいです。
方法2+インソールという感じですね。

 

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膝の前側で、スネの上のほうのでっぱりが痛いという60代男性の相談を受けました

keikotusomen

60代の男性からの相談です。
登山が好きで、縦走の3日目か、4日目になると下りで膝が痛くなるというのが悩みです。

今までと同じように行動しているのに、痛みが出る。その痛みが、時間とともにだんだんと強くなると、心配になりますよね。

痛みが出る場所は膝の前側、スネの上の方で、したからスネの前側をさすり上げると、上のところで出っ張りにあたります。その部分の痛みです。

 keikotusomen

この部分は、オスグッド・シュラッター病として成長期に痛みを訴える場所です。
この方も、学生時代にうさぎ跳びを沢山したそうで、そのせいで学生時代、この部分に痛みが出たことがありました。
その場所が今になって痛くなったことも、何か体に変化が起こっているのだと感じ、でも何が起こっているのかわからないことから不安になり、相談にきた理由でした。

その他の情報
四国でお遍路をして、1,200キロ以上歩いても痛みが出なかった。
ずっと変わらずに週一回トレーニングを行っている。

受けた質問
中敷か靴で何とかなるのか?
それとも何か他の方法があるのか?
週一回トレーニングをしているが、それでは足りないのか?

先ず、痛みの理由は何でしょうか。この方の場合、年齢が上がることで、筋力が徐々に低下していることが痛みの元になっていると考えられます。

そう考える理由は、登山を急に始めたわけでは無いという事。トレーニングを以前と変わらず行っている事。縦走の最初から起こっている痛みではない事。数日に渡って1,200キロを歩き続けても痛みが出ない事です。

なぜ年齢が関係しているのかというと、60代とは言わなくても、年齢が上がれば上がるほど筋力は落ちていくこと。同じようにトレーニングをしていても、同じ筋力を維持し続けることは困難になるためです。

そして、登山の縦走中、3日目又は4日目ということは、筋肉に疲労が溜まってきてから痛みが出ています。それも下りのみで症状が出ていることからも、筋力の低下を疑うことが出来ます。

また、数日間長距離を歩き続けても痛みが出ない事から、登山という負荷が掛かっていなければ、痛みが出ないということになりますので、筋力との関係が深いと言えます。

では、どうしたら良いのでしょうか。
ご本人の言うとおり、トレーニングを増やすと良いのでしょうか。

今のところ、痛みは登山縦走中だけですので、以前と同じペースでの縦走は無理ということになります。
そのペースをなるべく落とさずに今後も続けていくための手段として、縦走中の負担を軽減するために、アイテムを使うことをお勧めしました。
例えば、ステッキを使うことや、インソールを用いて足の負担を軽減することが有効です。

では、トレーニングを増やした方がいいのでしょうか。
この場合、年齢からも、トレーニングを増やしたからといって問題を解決できるほど筋力を強くすることは、難しいでしょう。
もちろん、長い目で見たときに、筋力の向上、又は維持を目的として、適切な量のトレーニングを増やすことは有効かもしれません。しかし、結果が出るまで時間が掛かります。
先ずは道具によって負担を軽減することが有効です。

こうした説明によって、ここには書けていないその他のことにも、いろいろと納得のいくところがあり、理由が分かったことで不安が無くなったとの事です。
実際、持っていたステッキを積極的に使うようにすると、痛みの出方が断然らくになったと言っていました。
現在インソール製作を検討中です。
インソールによって、足の安定性が増すこと、足自体の負担が軽減されることで、脚と全身の負担が軽減されます。

こんなことで踵が痛く?スポーツ選手が陥った、靴の意外な落とし穴!

とあるサッカーチームから、選手のインソール製作の依頼を受けて出張足型計測&足と全身のチェックを行った時のエピソードです。

その選手は、踵が痛いということでした。
踵と一口に言っても、私からするととても広い範囲を示しているので、踵のどこなのかを、ゆっくりと探りながら確認していくと、踵の一番後ろ側で、地面に着いているところと、地面から離れて踵の後ろ側に立ち上がっていくところの境目辺りが痛いということでした。

そのほかの症状としては、数年前の捻挫がきっかけでクセになってしまっていて、良く捻挫をしてしまうということ。
また、既往としては、両足ハムストリングスの肉離れをしたことがあるということでした。

踵の痛みというのは、ここ最近のことで、試合中ジャンプの着地で違和感を感じ始めたことがきっかけで、徐々に痛くなってきたとのこと。
チームのトレーナーの方がテーピングを工夫したり、ほかいろいろ試したけれど、改善しないということでした。

私も、何が原因なのか、いろいろとチェックしてみましたが、いまいち原因がわかりませんでした。

そこで、先にインソール製作のための足型を採ることにしました。
いつもどおりに足型を採り、競技で使用するシューズをチェックしていたときに、???その靴がなんだかおかしいように感じたのです。

何が変だったのかというと、靴の中をのぞくと、中敷がやけに長く、踵の後ろのほうに、はみ出すように敷かれていました。
ぱっと見きれいに収まっている様にも見えるのですが、私には、踵と靴に適度な隙間があるべき場所を埋めてしまっているように見えました。
靴自体は、見た目、踵に痛みが出始めた頃よりは前から履いていそうな雰囲気でしたし、一応、痛みの出た頃に靴変えましたか?と聞きましたが、返事は「いいえ」でした。

しかし、選手自身に靴のことを説明すると、ひょっとするとその靴にもともと入っていた中敷ではないかもしれないというのです。
すんなり入ったので、ほかの靴の中敷を入れて、そのまま使っていたかもしれない。そういえば、痛みが出始めた頃と同じ頃かもしれないというのです。

結局、数週間後には痛みが無くなっています。
もちろん、インソールをお作りしましたが、踵の部分についてはなんら特別なことはしませんでした。痛みの原因は間違った中敷を使用したせいだと考えたからです。
インソールでは何の対処もしていないけれど、踵の痛みが無くなった。つまり何のことはない、ほかのシューズの中敷を間違えて入れてしまったことによって生じた怪我だったということですね。